イメージ画像

バイナリーオプション最新レビュー記事

ブックマーク登録はこちら→ このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録



MARS投資詐欺事件の教訓

MRIインターナショナルによる「MARS」詐欺事件で多くの投資家が被害に遭ったようですね。

実は私は2011年頃からずっと「怪しい」投資商品として、いつかその化けの皮を剥がしてやろうと情報収集を継続して来たのですが、自分でこけてしまいました。

私が怪しいと目を付けたのは、主に次の4点からでした。
1.DMがやたら豪華で、宣伝に金がかかっている
2.有名人のインタビューを並べて、後光効果を狙っている
3.MARSという、日本で馴染みのないスキームを前面に出している
4.ドル建てなのに「確定利回り」と言う、矛盾した商品性

これが疑惑のパンフレットです。確かに良く出来てますよね。
為替変動の影響を受けない理由について、2011年4月に先方あて質問したところ、次のような回答を受けていました。

参考までにその内容をご紹介します。(原文一部抜粋)

 

<引用ここから>

ご指摘の通り、為替変動によって投資金が入金される際のドル価、及び利息をお支払する際のドル価が変動いたしますので、弊社にとって得になる場合と損になる場合とがございます。弊社の場合、輸出産業などとは異なり、投資金の入金と利息支払いの出金が日々繰り返されております。

円高では、投資金の入金ドル価が増える一方で、お利息の支払いドル価も増えます。逆に、円安では入金、支払い金、どちらも少なくなります。したがって、円高局面、円安局面どちらの場合もメリットデメリットが生じますので、弊社としてはどちらの方が望ましいという見解はございません。

また、弊社は為替予約によって為替変動リスクをカバーするという方法をとっておりません。
商品を開発する際、為替変動幅を想定した上で余裕を持たせた利率設定を行うという方法をとっております。
この利率は、想定変動幅の範囲内でしたら、お利息をお支払いしても、弊社に十分利益が残るよう算出した数値でございます。
現在、円高水準でございますが、想定レンジの水準であり、何か特別な対処をとらなければならない水準ではございません。
但し、今後円高が急激に進み、想定レンジ外の水準が長期化することも考えられます。

そのような場合は、円建て商品の新規申し込み、及び満期後の再投資申し込みを打ち切り、ドル建て商品一本に移行するなどの対応をとらせていただくことになると存じます。

<引用ここまで>
如何でしょうか。
どこが矛盾しているか、判りましたか?

この説明に納得していたら、あなたも立派な被害者になっていた可能性があるということです。
また、日経CNBCで大々的に宣伝さえているから、きっと確実な商品なのだろうと思わせたMRIの手口も、良く判りますよね。

しかし、「海外投資」はやはり危険だ、という単純な論調が多くなされているのは残念であり、本当に優れたものを見失う機会損失も大きいことを憶えておいて頂ければと思います。

 

2013年6月25日 |

カテゴリー:マーケットレビュー

このページの先頭へ